071597 ランダム
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チャッカン サラム チップ

チャッカン サラム チップ

愛しのローズマリー(アメリカ)

ハワイからの帰りの飛行機の中で見たよ。
まだ日本で公開されてないからラッキー★

主人公の男は、外見が「いい女」にしか興味がなく、
自分の外見を省みず、いい女探しに没頭している。
ひょんな事でテレビで有名な精神科医と知り合い、
いい女にもてるようにしてくれと頼む。
その精神科医は、ちょっとしたテクニックで
心の美しい女性に出会ったときに、「美人」に見える
催眠術を彼にかけてしまう。

グイネス・パルトロウが120キロのデブ(?)で
心の美しいお金持ちのお嬢様を好演。
お話はコメディで安直な展開ではあるものの、
けっこうテーマが深く、感心してしまいました。

個人の美的センスというのは、いかにエゴイスティックであるかと言うこと。
結局、何を美しいと思うかは人それぞれで、
それは何者にも犯されない。

   けれども、私たちは、現実的にはマスコミなどの情報によって
   「何が美しいか」を幼い頃から植え付けられている。
   (精神科医のセリフより)

「美しい」ものにも醜い面があり、「醜い」ものにもそれ独特の美しさが存在する。
その両面があるからこそ「個性」が存在するともいえる。
そんなちょっぴり哲学ぽい事を考えさせてくれるそんなお話です。

勝手評価:★★★



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